2016年8月5日金曜日

PIONEER PD-30



ここの所、仕事が忙しいので、あまりゆっくりとした時間が取れなくてオーディオも少々ご無沙汰であるが、PIONEER PD-30であります。二年ばかり前だろうかPIONEERがオーディオから撤退するらしいと聞いて最後にと、このプレーヤーを買った。(PIONEERとはPAX-30F以来のお付き合いである) 一番の目的はDSD再生であったがPIONEERの最後の頑張りも見たかった。思惑違いで兄弟機の真ん中のPD-30を買ってしまった。肝心のDSDであるが、DSD-AUDIO盤も殆どリリースされていない状況でどんなモンかとは思うが、そこは中々便利な世の中で以前にDSD-AUDIOに力を入れている海外レーベルからDSDフォーマットのサンプルデータをダウンロードしてDVDディスクに焼いておいた。改めて聞いてみると確かに静かである。静かという表現は難しいかも知れないが雑味がないというか滑かというか空気感が漂う。ただ、録音がPCMならダメかも。僕はSACDも出来るだけDSD録音の物を探している。(同じソースがないので何とも言えないけれど) フォーマットの問題はレーベルも巻き込むので難しい問題だ。で、CDプレーヤーとして見たPD-30であるが、万能を目指したのか、まあそれなりとは思うが、PureAudioに設定すると少し静かになってクラシックの良さは出てくるように思う。でも最後なら個性的な音作りでも良かったんじゃないかな?値段が値段だから、メインに使っているCECのCDプレーヤーの空気感を要求したらダメなんだろう。