2017年12月30日土曜日

TEAC A-1Dのつづき


さて、新しく仲間入りしたA-1Dでありますが、少々のエージング位では難しそうなので、XLO CDのお世話になる事にしました。今更XLOか、と言う声も聞こえてきそうですが何のなんの捨てたものでは無いですよ。部屋に入らない時などにバーンイントラックをリピートで最低6時間位鳴らし続けます。今回は8時間位かけっぱなしで放っておきました。硬さも随分とれてダイレクト入力とその他の入力の差も気にならないレベルまで落ち着いてきました。

このCDを知った頃は信号では無くて、様々な楽曲でエージングするべきであるとか、仲間内で論争があった事を覚えてます。様々な意見があって然るべきであるし趣味の世界なので思い思いの意見交換も良しと思っているけれど「誰それは耳が悪い」とかと言う所まで行くと、これは少しお行儀が悪いのね。でも、こういうお方もお出でになりましたね。それは兎も角としてこのA-1Dはなかなか良い買い物であったように思うのであります(今の所はね) 但し価格が価格ですから無茶を言ってはダメですけど。ただ、アンプはトランスと電源コンデンサによって殆ど音が決まる事は経験上解っているので期待はしていました。

クラシックからポップスまで無難にこなしてくれそう。もう少しバーンインを掛けてみようかと思ってます。どの辺りまで良くなるのか、そこまでやった事が無いので解らないですけど。まあ、楽しみが増えましたわ。SX-3をどうしようかと思っていたのだけれど、これも良く鳴ってくれるので相変わらずの二本立てでしょうかね。

2017年12月25日月曜日

TEAC A-1Dがやって来た。


マグネパンとセレッションは当分アキュフェーズでドライブとなったけれど、問題は画室のタンノイ、インパルス15である。ちょこっと点けては仕事に戻るので大仰なシステムにはしたくないが、されどインパルスの万能性を生かす事が出来るアンプでドライブしたい。この様な欲な事を考えて今まで色々やってきたけれど、どれも悪くは無いが・・・と言う状態でありました。たまたまwebで見掛けたTEACのA-1Dが何となく気になり検索してみた。大きなトロイダルトランスに大容量(訂正)高音質コンデンサとなかなかやるじゃ無いですか。おまけに手ごろな価格と来れば食指が動いてしまいます。

何故かあまり評判は宜しく無さそうだけれどタンノイとの相性は良さそうであります。適当な出物は無さそうであったものの某オークションに出ていたのでダメ元で適当な値を付けて放っておいたら「ウワッ落ちてきた!」と言う事になって思いがけずに早くやって来る事になりました。綺麗にお掃除の儀式から始めて音出し。予想通り音が硬いですなあ。特にCDダイレクトと他入力の音の差は酷くてどうなっているのでしょうね。ただ、前オーナーさんがダイレクトのみ使っておられた可能性も考えられるので取りあえずエージングからでしょうか。久しぶりに楽しみですけど。

2017年12月13日水曜日

寒い季節になってきた


庭の月桂樹が虫に入られて無残な姿になった。なんか変だなあ、とカミさんと話しながらこれと言って対策もしなかったらドンドン広がって最終的にやられた部分を全部切り落とした。全くもっての不手際で、もう少し早く手を打ってやっていればとも思うが此所まで広がるとは思いもつかなかったのである。出来るだけ農薬を使いたくないというカミさんの意向もあって最小限度の薬で何とかなれば良いけどなあ。

庭の世話も結構手が掛かるし、年と共にキツくなってくるしで植木なんか何にも無ければ良いんだろうが 、それはそれで淋しいだろうし、人間なんて勝手なモノですわ。この夏には塀沿いのデッカくなってしまったヒマラヤ杉を二本、知人のプロに頼んで切ってもらった。これは幹の太さが僕の両手で回らない太さになり住宅事情もあって、可哀想には思ったが仕方なく二本とも切ってしまった。遙々京丹後から来てもらったが、さすがに空師と言うだけあっていとも簡単に切ってくれた。その要領の見事さには感服したものである。

声は出ないとは言え、仕事柄も手伝って生命のあるものは大切にしたいと常々思っているので中々決断は難しい。昨年、枯れても仕方ないと思いつつ柿の木をバッサリ切ったら新芽がドッカーンと生えてきて生命力に驚いたものである。寒々とした季節になったけれど春を待つ想いは人間と同じだろう。

2017年12月11日月曜日

仲良く・・・


何故か、二つのAIスピーカーが並ぶことになりました。やっぱり、好き者としては両者を比べてみたいと思うのは当然!と言うより、たまたまセールだったので思わずクリックしてしまったのであります。この前に書いたように、やはり分野によって得手不得手があるようで、こりゃ使い分けるのが宜しいようですね。まだまだ解らない事だらけですけどGoogle Homeは得意の検索エンジンを使って尋ねた事に答えてくれます。音楽に関してはややAmazon が有利なように思うけれどGoogleにはミュージックドライブがあるので、手持ちの音楽をアップロードしておいて聴くことが出来る。
Amazonはまだまだスキル(アプリ)が揃っていないので非力に感じるけれど、これが揃ってくるとかなり強力になりそう。日本語対応が遅れていて、まだ米国の1/10にも届かない位しかスキルが無いそうです。様々な分野のメーカーを巻き込みながら進めようとしているらしく、日本語への対応が進めば面白そう。 まあ、擬似秘書みたいに情報を聞くには今の所Googleですかねえ (スマホで済むと言えばそれまでだけど・・) どちらも色々やっていくとアホな話し相手になってくれてあまり真面目に取り組まない方が宜しい。 この分野はまだ始まったばかりなので、何と言っても日本語対応の進み方次第のように思えます。まあ、思い切って英語で使うという手もあるようだけど、そこまでして使うか?とも思うので暫く遊びますか。

2017年12月5日火曜日

Amazon Echoがやってきた


リクエストしておいたアマゾンエコーが届いた。これで少し遊んでみようと考えたのです。Google Homeと迷ったんだけどいろいろ調べてみてアマゾン・エコーに決定。実際に使ってみるとグーグルホームと少し性質が違うようであります。検索させてもそういう機能が無いらしく、判りませんという返事を返してくる。お前はアホかと言うと「すみませんこれから勉強します」と言って笑わせてはくれるが役には立たない。Webで同じ様な思いの方を見つけたが、ちょっと期待しすぎもあったようですね。スキルをどんどん有効にして学習させて下さいとあるけど、このスキルという物(まあアプリみたいな物だが)にあまり興味を引かれるような物が無いし、開始するコマンド言葉を忘れたりしてどうもしっくり来ない事もしばしば。(まあこのスキルがどんどん増えたらそれなりの活躍はしそうだけど ) 今の所、鳥の声とかをBGM代わりに鳴らしている位で、明日の天気とかは便利なんだけどGoogleの検索などは出来そうも無い(らしい?)。これから進化していくのかも知れないけれど、このままだとGoogleHomeと両方要るのでは無いかと思ってしまう (この辺り微妙に上手く棲み分けているのかも知れない)   まだ2〜3日しか経っていないので、よく判らない事が多いのでどうなるか判りませんね。まあ、これからの分野なんでしょうね。価格も安いのでこんなところでしょうか。

2017年11月20日月曜日

京丹後へ行って


暫く間が空いてしまったけれど、日常生活は何の変化も無く続いている。一生こうして絵を描きながら終了するのでしょうかね。変化と言えば先日、京丹後の知り合いの所へ行ってきた。知り合いと言っても元々は僕の後援者なんですけど、今となっては周りの人々も含めて親戚付き合いになっています。頼んでおいた餅米を頂きに行って美味しい蟹をご馳走になってきました。写真はお土産に頂いた沢山の蟹です。ズワイガニは地元でも高価になってしまってコッペと言われる雌蟹です。でもさすがに地元、ズシリと重いコッペでズワイに負けず美味しい。まあ、街で売っているものとは全然違ってお腹一杯になります。飲んで食って色んな話も弾んで久しぶりに楽しい時を過ごさせて貰った。自然の恵みと試練を沢山受けながら、それに逆らう事無く生きておられる方々には何時もの事とは言え心洗われる事が多い。これからも長ーいお付き合いをお願いしたいと思っています

2017年10月29日日曜日

素朴な花達


ホームセンターと言うか、花屋と言うのか店先に可愛い小花の苗を売っていた。何処にでも見かけると言えばそうなのだけれど、こういう小花の可憐さは良いですね。僕は俗に絵にならないよと言われてきた花を何とかしたいと思ってずっと描き続けてきた。勿論、大作は難しいので小品になるんだけど 、それでも作品にしてみると結構人気で様々なお方に後援して戴いた。亡くなられたが、某市長さんのお宅にも掛けて頂いていた。基本的に自分の性格は変わらないのでしょうかね。若い頃からずっとこの気持ちに変化は無い。明治、大正、昭和と諸先輩方は広くモチーフを求めて様々な物を描いておられるし、ずっと発想が豊かですね。都会ではお目にかかれないような花達、例えばホタルブクロとかカタクリや福寿草の群生などですけど随分描いてきました。この作品達が見て下さった方々の何かしら、心の栄養になってくれていたら良いのですけれどね。

2017年10月14日土曜日

衝動買い


何か出物はないものかとリサイクルショップを覗いてみた。これと言ってピンとくるモノは無かったけれどTEACのS-2001(平面スピーカー)が目にとまった。しかしサランネットを開ける事が構造上出来ないと言う事で状態の確認が出来ずスルー。逆転発想のスピーカーなので興味深いし思い切って行ってまえ!とも思ったけど踏みとどまる。
他に何かと思っている時に目に飛び込んできたのが、このドラフター(製図台)でありました。こんなもの買って何すんの?と言われそうですが、まあ何かの役に立つのでは?と思ったら買ってしまいました(今や設計はCADでやってしまうので、場所は取るしデータは送れないし不要なのだろうね)
小作品の草稿台として使ってもイーゼルより重宝しそうなのと設計製図に使わなくても何かに役に立ちそうな予感、角度調節自在だしマグネットパネルは何処にでもペタッとくっつく。おまけに蛍光灯付き。場所だけが難点だがプロ用というモノはどれも良く出来ている。人間老化してくると本を読むにも時間が掛かるし写生をするのも体が辛くなる。これを救うには如何に道具をうまく使うかだと思うね。かくして道具ばかりが無限増殖していきそう。

2017年9月30日土曜日

PCに振り回されて・・・



どうもWindowsパソコンの調子が変だなあと思っていたら案の定、立ち上がらなくなってしまった。win7から10に無償アップグレードしているので、こういう時はどうなるのかなあと思ったりしたけれどそれよりも不覚にもデータのバックアップを取っていなかったので何とか救いたい。HDDが随分壊れなくなったのでデフォルトのままドライブCで使っていたし・・。どうやらHDDは大丈夫の様なので画面の指示通り取りあえずリセットでデータを残せるかやってみた。ダメなら別の手立てを考えていたけど、夜中に放っておいたら朝にはなんと!素の状態(データはそのまま)で立ち上がっていた。メデタシメデタシで、取りあえずバックアップを完了。・・・しかし何か変?コンパネとか設定とかが英語になっている。どうやら日本語パックが変臭い。グーグルと首っ引きで言語パックを入れようとするが既に入っていると言いやがる。そのくせ、試してみたフランス語は入るし訳わからん!! しかし、ここまでやって諦めるのは癪に障るし・・取りあえず就寝。翌朝一番に同じ事を繰り返すとなんと簡単に入ってしまった。こんな事もあるんですねぇ。ヨシヨシとソフトをインストールしようとすると今度はインストールの説明画面で文字化け!! 一難去ってまた一難とはこの事か。仕方なくググッていると同じ症状の書き込みを見つけてやっと解決。判ってみれば何のことは無いが、それに気が付かんのです〜。
iMacの方はもう10年が経過して11年目に突入ですが一度HDDが壊れただけで、まだ現役であります(OSアップデート出来なくなったので世代交代の用意をしているけど) まあ安定ですねえ。後から調べたらWin10はクリーンインストールもそのまま認証して出来るらしい。覚えておこーっと。  

2017年9月15日金曜日

確か持っていた筈なんだけど


「鳥は星形の庭に降りる」武満徹の曲である。確かに以前にCDを買っている筈なのだけれど、何処にも見当たらないので違う盤を買った。最近、現代曲を聴く事が増えたようだ。色彩豊かなこの曲を初めて聴いたのは随分前の事である。記憶が定かでは無いが、まだ娘が高校生位だったか大阪のシンフォニーホールでのアジアユースオーケストラのコンサートだったと思う(間違っているかも知れないけど) 日本初演と言う事なのでひょっとしたらと思っていたら案の定、武満氏が客席に姿を見せておられた。氏は初演の時には必ず姿を見せられると聞いていたので娘と密かに期待していた事を覚えている。その時に聞いたこの曲は、あまり現代曲と馴染みの無かった僕の心にしっかりと足跡を付けていった。その頃から少しずつながら現代曲に馴染んできた。絵画に置き換えて聴いていると朧気ながらイメージを掴む事が出来るようになった記憶がある。そんな事を思い浮かべながら改めて色彩豊かな世界に浸る事が出来た。

2017年8月31日木曜日

ちょっと三重まで


三重と言っても滋賀県境からほんのチョッピリ入った所まで、カミさんの毎月の買い出しに運転手として付き合っている。買い出しと言うほどでも無いが、月に一度位のペースで無農薬栽培とかそれを飼料に与えた肉とか、色んな食材を(と言っても種類は知れているが)二〜三カ所をハシゴして買って来ることになっている。カミさんのお気に入りの店が何軒かあって数年前から恒例行事になっている。僕は食材の事はよく判らないが、それでも見慣れない野菜とかに出会うとスマホで調べてみたり、たまにはハズレを引く事もあるが変わった食材にお目に掛かるのも楽しみではある。今回もコリンキーなる野菜を買った。店の人曰く、酢の物がお薦めですよ!シャキッとして美味しいとの事。果たしてどうだろうかね。僕は食材よりも道中の景色の方が楽しみで四季の移り変わりを楽しむ事にしている。車を降りて写生でもするかと言うほどの時間の余裕は無いので専ら運転のみ。近くの農家の方が持ち寄って販売している店もある。道の駅と似た販売方法だが、まあJAは関係していないし色んな取り組みがあって良いと思う。

2017年8月27日日曜日

高砂百合


高砂百合(タカサゴユリ)が庭のあちこちに咲いている。もうかれこれ10年位前からチラホラと咲くようになって、まあ綺麗なので切り花にしたりしていたが本来外来種で基本的には抜き取ったり刈り取れと国立環境研究所の侵入データベースに記載されている。在来種と競合,ウイルス媒介,交雑とある。観賞用として導入された様だがその時は気がつかなかったのか?という疑問が残るけれど今となっては外来種であるという認識を持って欲しいとも書いてある。僕もカミさんから高砂百合とは聞いたものの恥ずかしながら、そこまでの認識は持っていなかったです。刈り取れと言われても、なかなか出来ないようでありますが、とにかく外来種は強いですね。我が家の庭でも毎年、少しずつ数が増えていて丁度暑さで花が切れる時に元気よく咲くと、ついついそのままになるようです。来年はどうしますかねとカミさんと相談中。

2017年8月13日日曜日

いつまでも・・・


うっかり更新ミスで、すでに10日ばかり前の事になってしまったけれど、愛犬ラッキーが旅立ってからもう二年が過ぎた。我が家に来てから約18年も一緒に暮らしたと言う事もあり 又、老犬になってからは益々ほとんどの事が犬を中心に家が廻っていた。カミさんが特に可愛がっていた事もあり忘れられないのだろう。僕なんかは詳しい命日なんぞとっくに忘れてしまっていたが朝 仏壇の前にチャンと飾られていた。親の死に目には泣かなかったのに犬の時には泣いて泣いてと言う話も聞いたりするが、それ程では無いにしてもあの世へ送り出すと言う事は人間でも犬でも同じ事で悲しい事である。そんな事を言ってしまえば毎日食べ物にしている肉の類いも殺して食べているのに違いないのだから、と考えてしまう。まあ、人間なんて勝手なモノで結局は都合の良い解釈をしているのかも知れない。そんな事を考える様な年になってしまったのかと又考えるこの頃であります。

2017年8月2日水曜日

愛宕千日詣り


毎年ながら、日頃からの運動不足を反省する愛宕千日詣りに行ってきました。一年を通じて多分一番過酷な運動であります。とは言え、こればかりは山頂の愛宕神社へのお詣りなので運動とも言えないのですけど、かなり辛い!!。僕が中学生の時に、腰を痛めた父から代わりにと言う事で始まったのですけれど、とうとう半世紀を過ぎてしまいました。この次の世代へは仕事の関係やらでバトンタッチも難しく、彼が休みの前日に当たった年は一緒に行くのですが、可能な年だけでと言う事にしています。
取りあえず私は再来年で終了するつもりでいます。(さすがに70歳になるとキツいと思う)
こうして50年も続いて見ていると、お詣りとは言えそれぞれの世相を映し見てきた様に想い出されます。毎年の事ですが三歳までのお子さんを抱っこしながら連れて上がられる親御さんには頭が下がります。因みに我が家は三歳までに連れて行っていません・・・。
三歳までにお詣りさせるとその子が一生火事に遭わないという言い伝えです。上がられた方はお判りでしょうが、とにかく一人でもキツいのに子供を抱えては大変です。二、三日は足が痛くてロボット歩きの日が続きそう。


2017年7月27日木曜日

まだ梅雨?


何となく未だ梅雨なのかと思わせる気候が続いている。気温だけが夏だけれど空の方はまだ梅雨空だ。と言っても花だけはキチンと季節を感じて咲いてくれる。お盆が近くなってくるとミソハギが咲き出して仏壇を飾るし、早や萩も咲き出しました。人間の脳みそだけが暑い暑いと感じているのだけれど、持病の腰痛は新規に入れたマッサージ機のお陰で徐々に痛みから解放されつつあり、有り難い。毎日ゆっくりオーディオ!と言う訳にはいかないけれど、それでも気持ちよく音楽に浸れる悦びみたいなモノは好きな者で無いと判らないでしょうし、カミさんなど鳴っていたら何でも良いみたいな人なので(決して音楽が嫌いなわけでは無い)好きにしたら!の一言で終わってしまう。この忙しない世の中でどんな事でも好きな事があるというのは良い事だと思う。酒乱みたいに人に迷惑をかけるのはどうかと思うけれど。
僕は高校の先輩から影響を受けてオーディオを知ったのだけれど、お金を際限なくつぎ込めばそれなりの結果が得られるとは限らないこの世界、どうしたらお金をかけずに自分の理想とする音を再現できるかが面白くてガラクタが増えていく。とは言え一生治らない病気みたいなモノでしょうね。

2017年7月20日木曜日

梅雨明け



豪雨を伴った梅雨がようやく明けた様である。この不順な気候が地球の変動なのか温暖化なのか判らないが穏やかになる事を祈るのみ。さて、アキュのP-102はなかなか快調であります。と言っても毎日聴いている暇は無いのだけれど、心配していた音質上の好みも自分との相性は良い様であります。透明度が高いとかS/N比が高いとか言われますが僕には弱音がとても美しく聞こえ、それに定位が良いのでフッとリアルなステージを連想したり・・・
マグネパンのような前後に音を放出するスピーカーだと特にフワッと音像が浮かび上がって小さなステージが出現して気持ちの良いものです。以前よりリアルに感じる様になり、音楽にもっと真剣に向き合う様になりますし、演奏の裏に隠されたものまでも考えてしまいます。或る人からそういう音を出す事が演奏者に対する礼儀だと言われた事もありましたが、未だ未だ入り口とは言えその様にも思えます。その時々の考え方感じ方が有り、これが良いと思ってもまた元に戻す事があるかも知れない。ただ、アキュのアンプは色づけが無いので他の機器に気を遣わねばならない事は確かなようです。問題はプリアンプをどうするか?こうやってまたもや沼の入口に立つのですけれど今の所LUXKitのCL34(改)と相性が良さそうなので取りあえずこれでと思ってます。時間を見つけて他のプリとの相性も聞いてみたい。

2017年7月10日月曜日

取りあえず・・・


いろいろな事を考えてアンプを入れ替えてみる事にしました。これは去年位から折に触れて考えてきた事なのだけれど、老人耳になってしまい仕方ないと諦めるか、いやいや未だ未だと粘ってみるか結論から言うと粘る事になったようです。ようですとは自然の赴くままにしていたら我が家の空気の流れがこっちに来たので、それなら!と機種選択を始めていました。それにしてもオーディオ製品のお値段が・・・とても納得できる範囲にありません。となれば当然、中古と言う選択です。馴染んできた世代、最も盛んな時代に的を絞って来ると予想通りラックスかアキュが残ってきました。海外製にも魅力的なものが揃っているけれども万一の故障に対してお手上げになる可能性を考えると二の足を踏んでしまう。どちらも2〜30年前の製品なら何処かでメンテが廻ってきます。再三迷ったけれど、ラックスの音はお世話になったショップがずっとリファレンスに使っていたのでよく知っています。今回はアキュフェーズで(賛否が割れる情報も多いですが 行く事に決めて程度の良さそうなものをずっとウォッチしていたら、たまたまWeb上にP-102を見つけたのでお願いしておきました。アキュフェーズとしては廉価版ですが、ツインモノ構成で僕の好きなトロイダルトランスです。取りあえず接続して音出しを確認、これをどういう風に味付けして行ったらよいのかゆっくり考えてみます。それにしてもオーディオショップがこんなに減ってくると気軽に音を聞く事も出来ないしWebや本で情報を集めて、後は予想で決めるしか方法が無いです。東京あたりだと歩き回るとそれなりの情報が集まるようですね。羨ましい!

2017年6月29日木曜日

難しい再生


どこやらのサイトを見て再生が困難なCDに挙げられていたので買ってみた。アルヴォ・ペルトの"credo"である。現代曲とは言え大変美しい曲で、やや苦手な僕にも心地よく(曲の長さも15分位なので)心が洗われる様な曲なんですけど、なる程 この再生は大変難曲ですわ。一音一音をどれだけ再生できるか真剣に考えたら凹みそう。しかし曲はとても美しくて宗教的な厳かさ、それに人間とは?など考えさせられてしまいます。今、将来的なアップグレードを考え始めていますのでどういう方向に機材を変化させていくのか道しるべになりそうです。一口にオーディオと言っても十人十色ですし、お金にいとわず某有名メーカーの機材で統一されておられる方もあれば自作オンリーの方も有り、果てはシングルコーンのSPに平面バッフルの方もおられます。音楽は取りあえずとして音だけを追求されておられる方やピアノさえ鳴ればよいと仰る方もおられるので何ともです。僕の場合は繊細な音と音楽性を両立させたいと思っていて、しかもリーズナブルな価格でまとめたいと欲の深い事を考えています。どれも相反する要素をウルトラCで何とかならないでしょうかね。マグネパンに頼りっきりの二十年程で空になってしまった頭を一から捻り始めています。

2017年6月9日金曜日

大須へ行きました。


久しぶりに大須に行ってきました。仕事では無いけれども名古屋に行く用事が出来たのでここまで来れば大須に寄るべしと、大して何を買うでも無くブラッと行きました。まあ、僕が初めて大須へ行った頃(数十年前?)から見ると随分面白くも何でも無くなってきた感はあるけれど、それでもオーディオ関係の店は未だ生き残っている。残念ながらコアなパーツ店は殆ど滅びているも同然である。何処でも手に入りそうなパーツを売っている店は数店あるけれど、何も面白くない。過去に名品と言われたオーディオ製品の中古を取り扱っている店は探せば結構ある。さすがに名古屋であって価格も様々、胡散臭い店もあるし良心的なお店もある。大阪が何とも元気がなくなってしまったので名古屋へ行くとそれなりに見たいお店もあり、店主と話をしてもオーディオの事に精通されている方も多く楽しみである。少し気を引かれたのはアポジーのスピーカー位だったかなあ。奥の方に鎮座していたので音は聞けなかったが良さげでありました。約二時間位ぶらついて帰ってきました。それぞれのお店に入るとそれぞれの音が鳴っていて、その音を聞いていると大体どういうお店なのか想像が付く。価格勝負なのか、音勝負なのか、とか。若かった頃には京都でもそんな楽しみがあったのにねぇ。又機会があったら行ってみよう。

2017年5月13日土曜日

TANNOY IMPULSE15のネットワークを弄ってみた


以前にネットワークのコンデンサをオールフイルムにしたけれど、どうもタンノイの音の良さが出ていない様に感じている。何処と言って致命的なことは感じないけれど、この所めっきり出番が減っている。やはりウーファーにはバイポーラかと。オリジナルのコンデンサと同じ耐圧を守るとなると選択肢がグッと減ってしまう。比較的入手が楽なところで独ムンドルフ製のバイポーラを選んでみた。これでも耐圧が不足するので2本をシリーズ接続にして耐圧を上げた。結論から言って正解だった様に思う。もっと高価なコンデンサを使ったら、より良い結果になるかも知れない?けれど、やっとタンノイの音が出て来ました。インパルスはタンノイの中では少し異色で独特のたっぷりした低音はあまりなくて、どちらかと言えば引き締まった低音と少しきつい目のクリアな高音でオールラウンドに再生します。どちらかと言えばアッテネータの調整次第で何でも来いと言えば良いのでしょうかね。僕のようにクラシック中心とは言えジャズ、ラテンやタンゴ、時には百恵ちゃんも聴いたりするには持って来いかも知れません。原音忠実とは言えない独特の音で、聴いている心をグッと掴み、どんどん音楽を聴きたくなります。ようやく、これで音量を上げて聴きたくなりました。SX-3とも音質に区別が付いてきました。役割分担できそう。

2017年4月25日火曜日

宇治田原町の正寿院花天井画



先日、京都府宇治田原町真言宗正寿院さんの客殿、格天井が完成、内覧会のご案内を頂いたので行ってきました。花を主たるモチーフにと言う事で依頼され、僕も格間に一点描かせて頂きました。この日は、お天気も良く大勢のお方が来ておられて賑やかな披露でした。皆さん頑張って描かれており、力作揃いの立派な花天井です。何時でも見られる様なので何かの機会があれば是非お出かけ下さい。ただ、宇治田原町には同名のお寺(浄土宗)が有り、紛らわしいのですが、この花天井がある正寿院は真言宗です。

2017年4月10日月曜日

小松市の加茂整形外科


先週のことだけれど約二年ぶりくらいになるだろうか、小松の加茂整形外科へ行ってきた(車で約3時間位)。カミさんの首の具合があまり良くないので治療をお願いする。一番酷かった時に毎月のように通ってかなり良い状態にして頂いた経過がある。初めて診てもらったときから早10年位になるかなあ。看護師さん達とも顔見知りになって何時も良くして頂いている。今回行くにあたってWebページで混んでいるらしい事は知っていたけれど、行ってみてビックリ!先月末にテレビ放映されたらしくて全国から患者さんが来られていて廊下にまで待っておられる方でビッシリ!テレビの力というのか、困っておられる方が一杯おいでになると言うのか、まあすごかったです。先生一人で診ておられるので初診の患者さんが多いと時間が掛かります。でも、手を抜くという事とは無縁の先生なのでドンドン時間がずれていきます。治療して頂いてカミさんも少し楽になったらしく、又来ますと言って帰ってきました。
いつも昼食はお寿司を買って木場潟公園という所でピクニックなのですが、この小松市という所は大変公園が多いところです。ゆっくりノンビリ自然にどっぷり浸かって帰ってきました。写真はこの木場潟公園です。

2017年3月30日木曜日

SX-3のリフレッシュ


VICTORの SX-3IIIをリフレッシュすることにした。と言ってもネットワークと内部配線であります。最初の頃は音質的に十分と思っていたけれど、聴き込んでいく内にちょっと気になる所が・・・。こんなものかなあと思いつつも、元々持っていたイメージからは少し離れていてニュアンスにも乏しく、時の経過も感じていた。ユニットは問題ないのでネットワークと内部配線を変更してみることに。一番迷ったのがコンデンサである。何が良いのかオリジナルの音を大きく変えたくないし悩んだ末にニチコンの安いネットワーク用のバイポーラで様子を見ることにしました。ユニットを外してネットワークを取り出すとELNAのバイポーラがラグ端子を使って取り付けられていた。形状が変わるのと大きさが随分小さくなるので穴あき基板を使って配線をすることにしてケーブルはベルデンを使う。さて音出しであります。正直ここまで変化するとは思っていませんでした。音が密になって曲からリズム感も良く伝わってきます。艶もあり、生き返った様に空気を良く伝えてきます。これが本来の姿かどうか判らないけれど、音像もピシッと決まります。欲を言うともう少し弦に艶が欲しいのですが、それは追々コンデンサを変えていくことで解決すると思うので、楽しみも増えました。

2017年3月20日月曜日

久しぶりの大須(名古屋)


昨日は名古屋へ出掛けたんだけど途中で予定が急遽変更の電話が入り、今更引き返すのも何なんで久しぶりに大須で遊ぶことに。良く出掛けていた20年くらい前から見るとすっかり変わってしまって(当たり前か)パーツ屋さんは殆ど見かけなくなった。むしろ、オーディオパーツは、まだ大阪の方がアリかも。アキバへ行かないと少し変わったパーツは手に入らないようです。まあ通販という手があるので。パーツは諦めて、いろいろ調べて中古オーディオ店を数店舗廻ってきました。その中で、前からwebを見ていて気になっているお店を訪ねてみた。そこのご主人と30分くらい話し込んだかなあ。オーディオのあるべき姿もよく知っておられてこの店ならwebで買っても心配ないと安心!これは大きな収穫でありました。近いうちに又出掛けて行くことにします。(楽しみ〜〜)

2017年3月16日木曜日

オーディオでは無いけれど


何か面白そうなものは・・・とググっていると、こんなものに辿り着いた。アクションカメラである。こう言う物があるだろうなとは思っていたけれど、まさかのオモチャ価格でDBPOWERのEX5000と言う代物です。この価格からして当然中華製であります(どうもあの国はパクるのが得意なようですが、まあ以前の日本にも有りましたからねぇ)。僕はアクションカメラという言葉すら知らなかったのですけど・・・約10年くらい前にSANYOのXactiと言う動画に長けたデジカメがありました(Xactiは買わなかったけど同じ三洋のMZ3は時々現役です)。車載動画を撮ってみようとハイビジョン対応のビデオカメラをダッシュボードに取り付けたり色んなコトしてきましたけどね。技術革新って恐ろしいです。オマケに画角が170°もあるので(かなり収差はひどいけど)ちょっとした旅の想い出にはなりそうです。時間が出来たらノンビリ何処かへ行きますかね。

2017年2月28日火曜日

廃材のガラステーブル


古いソファを取り替えた時に残ったのが厚いガラステーブルである。脚はバラしてゴミに出したのだけれど、困ったのは分厚いガラスの天板で廃材処理に来てもらうつもりでいた。ふと気になって寸法を測ってみると丁度セレッションA1の下板に良さそうである。早速、エッサエッサと持ち込んできてA1の下に敷いた。今までパイン集成材で連結していたがその上にこのガラスを敷いてみた。まあピタリでありました。確かに板材の時は暖かい音なのだけれども、好きなアーメリングの口が大きすぎて締まらない。ガラスに代えると口は締まるが少し冷たい音になる。不思議なもんですねぇ。色々とセッティングを変えていくと丁度頃合いの良いところが見つかった。木材の時よりもシビアになるようです。そう言えば、以前に江川三郎さんが陶板を使っておられたのを思い出し、かなりシビアになると言われていたっけ。まあまあ、あの頃は楽しい想い出が多かったです。江川先生とは何度かお目に掛かった事があって音のためなら不要なものは排除するとケースも取ってしまい基盤剥き出しのCDプレーヤーを見せてもらった事がある。ここまでやるかと思うくらい徹底しておられたですね。時の流れは速いものです。

2017年2月9日木曜日

伊勢行き


久しぶりに伊勢へ行ってきた。これも、我が家の習わしで年に1~2回出掛けて行く。相変わらずの混雑だけれど、交通整理の不味さも相変わらずであった。それは兎も角、折角出掛けて行くのだからとカメラはどうしようかと思ったけれどR-D1sにロシアレンズのJUPITER12をつけて持って行った。レンズ後群が突き出しているので装着には気を遣う。このR-D1sはローパスなどにレンズの特徴を出すための工夫がなされており、レンズの持ち味がとてもよく出る。安い目のLマウントレンズと言えども数を持つとなると結構の予算が必要になる。貧乏絵描きには少々荷が重いので、ついついロシアレンズを選ぶと言う事になるのだけれど、それでも結構面白い。カラーも良いけどモノクロにも味があって僕は好きだ。JUPITER12はツァイスのコピーなのでカラーで撮ったけれど、モノクロには見る人に色を想像させる効果もあって楽しい。

2017年1月30日月曜日

古き遺物も良し



天候の具合や多湿で作品の乾きが悪くてあまり捗らない。それでと言うわけでは無いのだけれど遙か昔に作ったアンプを二十余年ぶりに繋いでみた。先日、大掃除をした物置から出て来た遺物である。取りあえずは音が出るかどうかだったけれど、何のトラブルも無く、すんなりと音は出た。約一時間くらい流していたら、次第に音が冴えてきた。当時、集まっていた連中から金属ケースとシャシーが音を悪くしているのではないかと言う事になり、じゃあ音の良い桜の板を土台にして作ってみようと二台作った物の一台である。回路の事はもう忘れたが確かMJか何かの記事をコピーしたように思う。自分ではなかなかのお気に入りでありました。もう一台は知り合いのオーディオ店で暫く鳴っていた記憶がある。自分で言うのも何だけど今聞くと、とてもアナログっぽい音であります。古い物には古い物でとマントヴァーニの甘い旋律に暫し聞き入りました。これはこれで有りかなあと。写真は、さながらジャンク屋のようですが、間に合わせでの確認ですわ。又、捨てられないゴミが増えちゃいました。

2017年1月13日金曜日

REWによる音場補正-(2)



件のノートPCにはマイク入力しか無いので、抵抗でアッテネータを急拵えして聞いてみたけれど残念モノでありました。まあ、アナログをPCに突っ込む事自体が御法度なのと入力レベルやインピーダンスの問題でしょう。聞くに堪えぬと言うほどでは無いけれど、やっぱりなあという感じです。そこで手持ちの機材で何とかしようと不要品箱をひっくり返すとONKYOのSE-U55GXの老兵と出所の判らぬUSB-DACが見つかりました。取りあえずこれでUSB接続は行けそうなのでおもむろに接続、音が鳴らん!! サウンドの設定が変らしい。幸いドライバは標準のモノでOKだったのでいろいろ設定を変更していたら取りあえず音は出た。この辺はLinuxに比べるとWindowsは楽チンであります。(多分、殆ど忘れたLinuxコマンドを思い出せない事によると思う) アナログ接続の時とは雲泥の差でありまして適当な資材とは言え、音楽を聴くには十分であります。今度はLPレコードを聴けるようにしてみよう。殆ど音場補正にオンブ抱っこの状態ですけどアンプを換えたりすると音質的には変わりそう。

2017年1月4日水曜日

REW (Room Equalization Wizard) による音場補正



メインのシステムにはDEQ2496を入れたので、それなりの補正は出来ているが、画室のシステムの方はと言うとSONYのTA-E1000を使ってPEQのイコライザを適当に掛けていて、実にいい加減である。ここにもDEQ2496と言うのはあまりにも芸が無い。以前からwebで情報を漁っていたので、正月の一日を利用して用済みの古いメモリ極小激遅ノートPC(2004年製?)を使ってみる事にした。やるならフリーソフトであろう。Linuxを入れていたけれどREWはjavaで書かれているので (知識不足からもたついたものの) 問題なくインストール、測定までは出来た。しかし、いざ再生となってから適当なソフトがLinuxに見当たらず急遽Windowsに戻してEqualizer APO を使う。測定時にひどい特性だったのでどうなるか心配だったけれど、すんなりと再生してくれた(とにかくWindowsは楽チン)。ただ、アナログ接続だと何ともなあと言う音なのでUSBで入出力出来るように考えよう。

2017年1月1日日曜日

新年


新年おめでとうございます。
例年通り、元旦の夜中に伏見稲荷大社へお詣りに行って参りました。我が家では12時を過ぎますと、まず先祖からの神棚にお供えお詣りを済ませてお祝いをします。数年前に夜の間に初詣に行けば空いているよと言われ、それ以来、夜の初詣になりました。と言っても伏見だけですけど。
今年は暖かいのですが、例年に比べると人出は少なかったです。年を取ると年末の片付けすら辛くなってきて年が明けたらその疲れがドッと来る。まあ、いい加減な所で収まるようにしないと、と思いつつ気が済む所とのせめぎ合いである。先祖からの習わしとか適当に省いて入っているけれど、果たして何時まで続くのでしょうかね。