2016年9月20日火曜日

DEQ2496 その2


DEQ2496は、やはり禁断でありました (劇薬と称されている方もおられるようですが)。 とにかく機能が一杯あって、アレコレやり出すと訳わからなくなる。まあ目的が部屋の音場補正なので、それに絞って手順を書き出しておいてからマグネパンとセレッションA1の2台を補正しました。L,Rチャンネルを間違えたりトラブルもあったけれど何度かやり直しながらピンクノイズの自動補正(これは比較的早く終わる)をして取りあえず保存。歪みそうな大きな補正部分を少し落としてから、更にワーブルトーンのスイープを使い、これはPEQで補正。今までの経験から細かいところを気にすると訳わからなくなるので小さな山や谷は気にせず、大きな山(というか丘くらい)だけ補正して、取りあえず大まかにフラットを目指します。結局半日仕事になりました。出来上がったそれぞれの補正を使って2台を聞き比べると案の定、似たような音が出て来ます(当然なんだけど)。 これを突き詰めると”上質なラジカセでいいや”となります (以前に経験済みです)。 元々振動構造が違う2台なので当然音質に違いはあるけれど、振動面積に比例してスケールの大きなオケ物はマグネパン、繊細な室内楽はA1と言う結果でしょうかね。改めてセレッションA1の実力を予感しました。今は部屋の都合で左右の間隔も狭いですが、ちゃんと配置すれば、かなりの所まで行けそう。いずれ、その様に配置して聞いてみるつもり。さすがにマグネパンに老化の兆しがあるので、いずれは選手交代も考えておかないと・・・。

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