1977年頃発売なのでもう40年位前のスピーカー。リサイクル店の棚にジャンク品の札と一緒に置かれていた。グリルの隙間から覗くとユニットは大丈夫そうだったので（外観と価格はそれなりだが）店員さんに音が出る事を確認して連れて帰った。グリルを外すと片側のユニットは良いがもう片側はそれなりであった。すごい埃を掃除して取りあえず定石通りにブロックへ。音の状態は悪くない。もちろん発売当初の音が出ているかの保証は無いがその当時に名機と言われた事に頷く。どんなジャンルの音楽でも決して嫌な音は出さない様だ。ラフな置き方だがそれなりにピシッと音像も決まるし弦のしなやかさもなかなか。暫く画室の隅で鳴らしてみよう。
毎月第３金曜が龍野教室の日であるが、今月は会場の都合で第４金曜日になった。で、お正月と言う事もあり昼食は新年会を兼ねて新しく出来た喫茶店へ行くになる。醤油の醸造元のお屋敷をそのまま利用されているとの事であった。なかなか立派なお屋敷であったが、後を継がれるお方がおいでにならなかったのだろう。寂しい限りだが少しでも何らかの形で使われ、また残って行けばそれはそれとも思う。この写真はその道すがらの路地である。慣れぬスマホで撮ったので思った構図では無いが、ふと心に残しておきたかった。
京都みたまやさんの黒みつ団子。我が家からは比較的近く、久しぶりだからと言って家人が買ってきた。柔らかめの団子に黒みつをかけて、さらにタップリのきな粉でまぶしてあり甘さも適当、２本くらいは一度に食べられる。僕は子供の頃、いわゆる搗くね物が好きで、みたらし団子を夜店で買ってもらうのを楽しみにしていたのを思い出す。さすがに大人になるとそんな事も無くなったが、それでも仕事の合間にちょっとというのも悪くない。こう言うものを食べると昔の虫が起きてきそう。
使っていない部屋から移動してきた。以前は暖房に欠かせないと思っていたが、エアコンやファンヒーターの普及で殆ど無くなった様だ。我が画室にはエアコン、ファンヒーターに石油ストーブと三つの暖房器具がある。（単純に家族が減って余ってきただけの事だが、、）
しかし、どの器具も暖められた空気は上に上がるという普遍の法則には勝てず足下はやはり寒い。僕のお気に入りは石油ストーブで、お湯も沸くし電気も要らずなんと言っても静かだ（しかし、暖かくなるのは遅い）。で、30年選手のサーキュレーター。ちと音はするが足下暖か。空調換気扇とのペアでなかなか良い。
徳島そごうでの個展が始まっています。搬入ギリギリまで制作に追われていたので、ウッカリしていてアップするのが遅れた。写真はお約束通りの０号(約18cm x 14cm)。今まで滅多に描かなかったが、こんなのもアリかと。ほかにも梟とかウサギとか、ちょっと趣の変わった作品も描いた。絵画とは夢を描く事だと思っているので、余りモチーフに拘る事無くいろいろ描いてみたいと思っている。
一乗寺と言えば遠くないのだが、久しぶりに穂野出さんに立ち寄った。言わずと知れた雲母漬を買う。小茄子の味噌漬と言ってしまえばそれまでだが、甘くもなく辛くもなく絶妙である。お茶受けにも酒にもよく似合う、もちろんご飯にも。子供の頃、この名の由来の雲母坂から比叡山へよく登った(その頃はドライブウェイなど無かった)。今は行者道として残っているようだ。道は変わっても味は変わらない。
海外の音楽配信サービスでC.クライバー指揮のワルツを聞いた。1989年のニューイヤーコンサートからの抜粋だが、今更ながら素晴らしかった。たしかテレビから録画したDVDがあった筈？と思いながら、釣られて同じCD(国内盤)を買ってみたが平板的で音も鋭く、いささかも感動が来ない。圧縮して送られてくる音楽配信の方が遙かに良い。まさかと思いつつ、オークションで見つけた輸入盤を買った。予感的中!クライバーの息遣いが聴こえる。以前にその筋の方から日本の実情に合わせて音を弄ると聞いた事がある。改めて考えさせられた。
異常気象と一括りにしてしまえばそれで終わりだが、今年の正月は久しぶりのドカ雪である。ここ何年と言ってよいほどこんなドカ雪が降る事はなかった（多分？）。元日に続いての積雪である。この写真は夜中だが、朝には30センチは楽に超していた。歩くにも不自由なので取りあえず雪を除ける。中古の体に雪かきは堪えるが、もっとご高齢の方が屋根に上がっておられる雪国の苦労から見ればそんな事も言っていられない。
