2017年6月29日木曜日

難しい再生


どこやらのサイトを見て再生が困難なCDに挙げられていたので買ってみた。アルヴォ・ペルトの"credo"である。現代曲とは言え大変美しい曲で、やや苦手な僕にも心地よく(曲の長さも15分位なので)心が洗われる様な曲なんですけど、なる程 この再生は大変難曲ですわ。一音一音をどれだけ再生できるか真剣に考えたら凹みそう。しかし曲はとても美しくて宗教的な厳かさ、それに人間とは?など考えさせられてしまいます。今、将来的なアップグレードを考え始めていますのでどういう方向に機材を変化させていくのか道しるべになりそうです。一口にオーディオと言っても十人十色ですし、お金にいとわず某有名メーカーの機材で統一されておられる方もあれば自作オンリーの方も有り、果てはシングルコーンのSPに平面バッフルの方もおられます。音楽は取りあえずとして音だけを追求されておられる方やピアノさえ鳴ればよいと仰る方もおられるので何ともです。僕の場合は繊細な音と音楽性を両立させたいと思っていて、しかもリーズナブルな価格でまとめたいと欲の深い事を考えています。どれも相反する要素をウルトラCで何とかならないでしょうかね。マグネパンに頼りっきりの二十年程で空になってしまった頭を一から捻り始めています。

2017年6月9日金曜日

大須へ行きました。


久しぶりに大須に行ってきました。仕事では無いけれども名古屋に行く用事が出来たのでここまで来れば大須に寄るべしと、大して何を買うでも無くブラッと行きました。まあ、僕が初めて大須へ行った頃(数十年前?)から見ると随分面白くも何でも無くなってきた感はあるけれど、それでもオーディオ関係の店は未だ生き残っている。残念ながらコアなパーツ店は殆ど滅びているも同然である。何処でも手に入りそうなパーツを売っている店は数店あるけれど、何も面白くない。過去に名品と言われたオーディオ製品の中古を取り扱っている店は探せば結構ある。さすがに名古屋であって価格も様々、胡散臭い店もあるし良心的なお店もある。大阪が何とも元気がなくなってしまったので名古屋へ行くとそれなりに見たいお店もあり、店主と話をしてもオーディオの事に精通されている方も多く楽しみである。少し気を引かれたのはアポジーのスピーカー位だったかなあ。奥の方に鎮座していたので音は聞けなかったが良さげでありました。約二時間位ぶらついて帰ってきました。それぞれのお店に入るとそれぞれの音が鳴っていて、その音を聞いていると大体どういうお店なのか想像が付く。価格勝負なのか、音勝負なのか、とか。若かった頃には京都でもそんな楽しみがあったのにねぇ。又機会があったら行ってみよう。