2017年6月29日木曜日

難しい再生


どこやらのサイトを見て再生が困難なCDに挙げられていたので買ってみた。アルヴォ・ペルトの"credo"である。現代曲とは言え大変美しい曲で、やや苦手な僕にも心地よく(曲の長さも15分位なので)心が洗われる様な曲なんですけど、なる程 この再生は大変難曲ですわ。一音一音をどれだけ再生できるか真剣に考えたら凹みそう。しかし曲はとても美しくて宗教的な厳かさ、それに人間とは?など考えさせられてしまいます。今、将来的なアップグレードを考え始めていますのでどういう方向に機材を変化させていくのか道しるべになりそうです。一口にオーディオと言っても十人十色ですし、お金にいとわず某有名メーカーの機材で統一されておられる方もあれば自作オンリーの方も有り、果てはシングルコーンのSPに平面バッフルの方もおられます。音楽は取りあえずとして音だけを追求されておられる方やピアノさえ鳴ればよいと仰る方もおられるので何ともです。僕の場合は繊細な音と音楽性を両立させたいと思っていて、しかもリーズナブルな価格でまとめたいと欲の深い事を考えています。どれも相反する要素をウルトラCで何とかならないでしょうかね。マグネパンに頼りっきりの二十年程で空になってしまった頭を一から捻り始めています。

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