2015年7月12日日曜日

なかなか難しい


随分昔からの課題ではあるが、録音の良いレコード(CD)と優れた演奏とが中々一致しないと言う悩み。録音に力が入っているものはマイナーレーベルに多く演奏家の確保が難しいのだろう。メジャーレーベルは名演奏家も多く多彩ではあるが、名録音と思われる盤に巡りあうことが少ない。いかに名演奏であっても再生芸術である限り、名録音は必須と思うけれど(レコードやCDは生とは違う)。 CD黎明期の頃にすごい機材で録音しているというレーベルがあったが、どれも演奏がパッとしなかった。すらりと並んだステージが再現するのは善し悪しはともかく気持ちの良いものではある。せっかく序奏は良い感じなのに巨大な怪物のようなソリストが出現するのはいただけない。

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