2018年10月7日日曜日

老人耳


ジワリジワリと老人性難聴が進行しているようである。随分前から耳鳴りがあったりで、難聴が始まっているなあと言う事は判っていたけれど。以前に耳鼻科を受診した時は年齢相応ですね、と言われた。スマートフォンで簡易聴力を検査したら高音はもう殆ど聞こえていないなあ。別に会話に支障があるわけでは無いけど。アンプだスピーカーだと言っても無意味なようにも思うけど然に非ず。

名医でもありチェリストでもあったオーディオの先輩から「耳なんてものは老化するのに決まってんだから、私だって高音は殆ど聞こえないよ。ただね、音域と音質は別物なんですよ。音楽を通じて感性を磨く道具がオーディオだから良い音質で聞く必要があるんです。そういう事ではCDよりアナログの方が優れている。CDなんて怪しいものは聞きたくないね。まあ、寺田さんも年を重ねたら解ってくるよ」なんて懐かしく想い出される。

僕みたいに人と話す機会が少ないと、頭がいよいよ野呂間になるのではないかと心配になってくるが致し方ない。コンビニなどで若い店員さんから早口で話されると、どうやらこういう事らしいなと遅い頭を巡らせて返事をする。と言うか、どっちにでもとれる様に返事をすると大体難所をくぐり抜けられる。仕事は自分一人だけで済むので何の支障もないしオーディオも自分だけなのでこれも大丈夫。拘らずにノンビリ行けたら良いなあ。


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