2017年12月13日水曜日

寒い季節になってきた


庭の月桂樹が虫に入られて無残な姿になった。なんか変だなあ、とカミさんと話しながらこれと言って対策もしなかったらドンドン広がって最終的にやられた部分を全部切り落とした。全くもっての不手際で、もう少し早く手を打ってやっていればとも思うが此所まで広がるとは思いもつかなかったのである。出来るだけ農薬を使いたくないというカミさんの意向もあって最小限度の薬で何とかなれば良いけどなあ。

庭の世話も結構手が掛かるし、年と共にキツくなってくるしで植木なんか何にも無ければ良いんだろうが 、それはそれで淋しいだろうし、人間なんて勝手なモノですわ。この夏には塀沿いのデッカくなってしまったヒマラヤ杉を二本、知人のプロに頼んで切ってもらった。これは幹の太さが僕の両手で回らない太さになり住宅事情もあって、可哀想には思ったが仕方なく二本とも切ってしまった。遙々京丹後から来てもらったが、さすがに空師と言うだけあっていとも簡単に切ってくれた。その要領の見事さには感服したものである。

声は出ないとは言え、仕事柄も手伝って生命のあるものは大切にしたいと常々思っているので中々決断は難しい。昨年、枯れても仕方ないと思いつつ柿の木をバッサリ切ったら新芽がドッカーンと生えてきて生命力に驚いたものである。寒々とした季節になったけれど春を待つ想いは人間と同じだろう。

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