2015年8月1日土曜日

愛宕千日詣り


京都人ならお馴染みの愛宕山の千日詣りである。この日にお参りすると千日分のご利益があるらしい。僕が父の後を受け継いでから、早いもので50年になる。父は腰を痛めていたので僕が中学の頃に引き継いだ。約4キロの道程とは言え、元々が行者道なので毎年楽に山頂まで上がらせては貰えない。若い頃はさすがに体力勝負で登ったが中年以降は運動不足も祟って大変だ。参道の心細い裸電球を頼りに夜道を登るのだが、今年は金曜日とあって参詣者も多く特に若いご夫婦が子供を抱いて参詣される姿を多く見かけた。3歳までにお参りをするとその子は生涯火事に合わないという言い伝えである。しかし、この暗く厳しい山道を赤ん坊を背負って上がるのは親であるからこそ出来る事であり、頭が下がる。(因みに僕と我が子は何処かで火事に合うかもしれないので毎年参詣する) 何とか無事にお参りをして帰って来たが明日からの筋肉痛が心配。

0 件のコメント:

コメントを投稿